[HOME] [作品紹介] [トピック] [アンケート] [BBS] [チャット] [自由工房] [お絵かき] [CG] [アニメ] [音楽] [物語] [リンク] [サーチ] [ジブリ大辞典]

[霧のむこうのふしぎな町] [イメージアルバム] [ぴあ1] [MOE4] [アニメージュ1 6] [ニュータイプ6]

ANIMAGE4月号「千と千尋の神隠し」特集

1/3P    2/3P    3/3P


  


● ―――“ハク”という少年―――   怖がるな。私はそなたの味方だ





お父さん、お母さんに守られ、わがまま放題に生きてきた千尋が、たった一人、湯パーバの世界で生きていかなければならなくなってしまった時、千尋はハクという少年に出会う。

ハクは、すでに半分透明になり消えかけている千尋に丸薬を飲ませ、千尋の命を助ける。そして千尋にここで生きていくため仁残された道を伝えた。それは「働く」ことだと。そうハク仁教えられても、千尋は自分が「働く」ということの意味を実感できないし、なかなかそれを行動に移すことができない。でも生きなければ……。生きて、お父さんとお母さんを助けなければ……。そうして千尋は、ハクに教えられた通り湯バーバのところに行き、働きばじめる。

このハクという少年こそ、他に頼るべき人もいない、この異世界から抜け出す方法もわからない千尋にとって、唯一の味方と思える人物だ。

だが、彼はどこか謎めている。確かに消えてしまいそうな千尋を助けてはくれたが、本当に千尋にとって味方なのかどうか……。しかも千尋の名前を知っていて、「そなたの小さい時から知っている」という。異世界を支配する魔女・湯パーパとも深い関係にあるようだし……一体ハクとは何者なのか。千尋の不安ば募るばかり。だが今は、ハクの「忘れないで、私ば千尋の味方だからね」という言棄を信じて、働くしかない。千尋仁とつて、このハクという少年は一体どういう存在と成りうるのか。そしてハクの本当の正体は!?

湯バーバに会った千尋は、名前を「千」と改名され、来る日も来る日も歯を食いしばって働くうちに、自分の名前が千尋てあったことを忘れこいく。自分の存在が自分の中で薄れていく。ハクが千尋に言った「機会を待つんだ」という言葉の本当の意味は何なのか……、謎の少年八クの言葉だけを頼りに、千尋ば働き続ける。生きるために。

――――――――――――

【フォーラムより】

恐怖に凍る千尋、ハクの刺すような冷静な瞳、本作品の意味合いの深さが想像を超えたところに在ることがよく分リます。

千尋の手足だけでなく顔までもすすに汚れ、髪はみだれた、その何とも驚愕の表情には、目を覆いたくなる方が全てでしょうが、その対象のハク少年の、冷たい水のように澄んだ瞳に含まれるものに、作者の心の淵が表れているように思えます。

謎の少年「ハク」… その全容は、本編の公開にてゆっくり味わえるものでしょう。あぁ…夏の公開が待遠しいものです。

などと言っては当フォーラムの名がすたります。この新作を100倍は楽しもうと言う希望のもと、予想投票コーナーの「登場キャラ予想」「ストーリー予想」にて、ご感想やお気持ちを話合ってみませんか!

.



ハク/入野自由
現在12歳の現役中学生.99年に映画「ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア」に出演.テレヒシリーズ「ウルトラマンチィガにゲスト出演。その他、テレビアニメ「逮捕しちやうぞ」などて声優としても活動する。


●キャスティングも続々決定!!

  さて、気になる「千と千尋の神隠し」の制作状況について少しだけ触れたいと思う。まず、この物語の登場人物のメインどころの声の出演者が決定した。

○まず、主人公のブーたれた顔をして登場する千尋役は、本誌2月号でもお知らせした通り、NHKの朝の連続テレビ小説「すずらん」の主人公・常盤萌役を演じたことで、記憶に新しい、現役中学生の柊瑠美さん。

○豚になってしまう千尋のお父さん役にはここ数年、常に休みなくさまざまなテレビドラマに出演し続けている人気俳優の内藤剛志さん。

○お母さん役にはクールで知的な美女というだけでばなく、話題を呼んだ「たんすにゴン」のCMのようなコミカルな芝居もできる沢口靖子さん。

○千尋たちが迷い込んだ異世界を支配する魔女。湯バーバに、1971年に歌手としてデビュー以後、その歌唱力と踊りのセンスにより、歌手としてだけでなくミュージカル女優としても活躍する実力派、夏木マリさん。

○湯バーバが営む湯屋のボイラー室て働くカマジイ役には、映画「バトルロワイアル」を撮った深作欣二監督の名作「仁義なき戦い」シり−ズで、役者としての地位を不動のものとし、現在はすでに大御所の域に達している菅原文太さん。

○千尋を助ける謎の美少年。ハク役には千尋役の格瑠美さん同様、現役中学生で、声優としても活動している入野自由さん。

  これまで同様、個性溢れる実力ある俳優さんが揃ったという印象だ。早くもこの春にば声の収録が開始されるという惰報もある。  また、新しい情報が入り次第、随時、本誌で報告していくが、まさに今、現場でば千尋はもちろん、千尋を取り巻く人々に命が吹き込まれようとしている。

● 今も昔も子供たちに変化はない。在るのは環境の変化だけです。

  手足はか細く、プーたれた顔をして、何もかもがつまらないという態度の千尋は、どう考えてもこれまで官崎監督の描いてきたビロインとは異なる。  だが、いろいろな角度から千尋というヒロインを検証するに、それは官崎監督が、今を生きるリアルな子供をヒロインにこの作品を描こうとしているからにほかならないのではないかと考えられる。

  では、本当に今の子供たちは千尋のようにトローンとした目をした無気力な子供なのか。「となりのトトロ」が作られた13年前にはいたであろう生き生きと外を走り回るサツキとメイのような子供はどこへ行ってしまったのか。なぜそんなふうに子供たちは変わってしまったのか。現代の子供と若者の文化を研究している子ども調査研究所の高山英男さんにお話を伺うと、意外な答えが返ってきた。「となりのトトロ」が公開された13年前と今と、子供たちにはたいして大きな変化は見られないというのだ。ならばなぜ、千尋はああもやる気のない顔をしているのか。

  「それは環境が変わってしまったからでしょう」と高山さんは一言。13年前は、まだ子供たちが自由に走り回って遊べる場所がたくさんあった。しかし今は、野球をやりたければまず地域の野球チ‐ムに入らなければ野球もできない。またチームに入ったとしても練習時間が決まっていて、グラウンドも抽選や予約待ちで取っているため、好きな時に好きなだけ野球に熱中することもてきない。「そんな状況の中で、子供たちは欲求を満たされずにいるんです」

  また、高山さんは物があふれすぎて、次々と新しいおもちゃが登場する中で、欲しいもの全てを手に入れることができない小さな不満も子供たちの中で少しずつ蓄積されているのだという。「当然、親にしたら新しく出るおもちゃを全て買い与えることは出来ない。でもそういうことがあまりにも続くと、子供たちの中で、どうせこれも買ってはもらえないんだ。あれもだめなんだろうな……というような諦めの気持ちの方があれがどうしても欲しいんだ  という強い欲求よりも勝ってしまっているんじやないかと思います」
  確かに、千尋のあのムスッとした表情には、何かを諦めてしまったような印象がある。  「それから今の子供たちは忙しすぎて、その忙しいスケジュ‐ルの合間のちょっとした時間を持て余して退屈しているんてす」。例えば学校から帰った後、30分くらいしたらすぐに塾に行かなければならない。それまで何が出来るのか、友達と遊ぶには時間がなさすぎる。いろいろ考えている間にも時間ばどんどん過ぎる。すると結局、その時間を子供たちは退屈することになるのだと高山さん。そうした時間に、子供たちがすることは、アレピを見てお菓子を食べること。

  「それが子供たちにとっての時問つぶしの退屈しのぎなんです」。高山さんは、そうした光景をどこかで見たことありまぜんかと間いかける。「それは、まさしく我々大人たちが無意識に空いた時間や休日をゆっくり過ごす時にやっていることそのままなんです」ただ、子供たちは大人と違って、そうした時間を退屈しているんです」  それは、今の子供たちが仕事や生活に疲れてしまった大人たちそのものだということだろうか。「それはかなり強引なくくり方かもしれませんけど、そういうふうにも考えて間違いないでしょう」と高山さん。

  だが、環境さえ変われば、子供たちは時間はかかるが13年前のサツキやメイのように元気に跳ね回るのだと高山さんは話す。「ところが周りの大人が今の子供は遊ぴを知らないからどこに行っても何もできないんだと決めつけているんですよね。本当は昔の子供も今の子供も、時間がたっぷりあって、伸ぴ伸ぴと走り回れるようなところに集団で連れていけば、最初はどうしていいかわからず、何もしないかもしれないけれど、しばらくしたら必ず動き出すものなんてす」と高山さんは力強く語る。  つまり、大人が勝手に子供たちのことをわかっているかのようにどんどん先走った結果、子供たちは自ら何かをすることを放棄してしまった。だから子供たちは疲れた大人のような無気力で退屈な毎日を送っている。ということは、映画の冒頭では生命力が全く感じられない千尋の中にも、「となりのトトロ」のサツキやメイのような、大きな声で笑い、多くのことに興昧を持ち、目をキラキラと輝かせる一面が隠れているということなのか。

  宮崎監督がこの作品を作るにあたって書いた演出ノートには、「観客の10歳の女の子たちが、本当の自分の願いに出会う作品に、この映画をしたいと思う」とある。この映画には、宮崎監督の子供たちが自分の中に眠っている本当の自分を見つけてほしいという願いが込められているのかもしれない。

●子供調査研究所/高山英男さん
1930年、大阪生まれ。現代の子供と若者の文化を専門に研究する日本で唯一の民間の機関を経営する。著書は、「子どもの現代誌」

千尋/柊瑠美
1987年8月1日生まれ:6歳から芸能活動をはじめ.多数のCMに出演、NHKの朝の連続テレビ小説「すずらん」ではじめてテレビドラマに出演。その見事な演技が話題を呼ひ、昨年、子共時代だけを取り上げた映画が公開された。現在13歳。

千尋の父/内藤剛志
1955年5月27日、大阪府生まれ。80年、大森一樹監督の「ヒポクラチスたちjでテヒュー。94年から放映された人気テレビトラマ「家なき子」「家なき子2」。映画「家なき子」で主人公すずの父親役を演じ.注目を浴ぴる。

千尋の母/沢口靖子
1965年6月1日.大阪府生まれ。84年に第1回東宝シンデレラに約3万2千人の中から選ばれ.同年.映画「刑事物語3  潮騒の詩」で女優としてデヒュー。翌年.NHKの朝の連続テレビ小説「零つくし」に主寅し.人気を集める。

  

◇ 前売券情報 ◇

いよいよ宮崎駿監督の最新作「千と千尋の神隠し」の前売り券が、全国東宝系の劇場窓口で、3月10日〈予定)より発売される。一般1300円(当日窓口の場合1800円、または1700円)、小人800円(当日窓口の場合1000円)、ペア2400円。詳しくはお近くの東宝系の劇場におたずねください。

  

1/3P    2/3P    3/3P



[霧のむこうのふしぎな町] [イメージアルバム] [ぴあ1] [MOE4] [アニメージュ1 6] [ニュータイプ6]

[HOME] [作品紹介] [トピック] [アンケート] [BBS] [チャット] [自由工房] [お絵かき] [CG] [アニメ] [音楽] [物語] [リンク] [サーチ] [ジブリ大辞典]