
【 いつまでも・・・・・】
[物語] 加奈子 |
| 【物語り】 | |
| 「パパ〜!まだつかないの?疲れちゃったぁ〜」 「秋花お前体力ないなぁ。まだ5mぐらいしか上ってないぞ」 「だいたいパパがこんな山奥の家を買っちゃったからイケナイのよ」 秋花の母、冬花が言う 「そうそう!ママの言うとうりよ!」 「なんだぁ!?冬花もパパをいじめるのか?」 「いじめてなんかいませんよ。ねぇ秋花」 「うん!」 「ほら!あの家だぞ!緑色の屋根の。」 秋花は、唖然とした。なぜならその家とは5階建ての真新しいお屋敷だったのだ 「な!何このお屋敷!ほんとにあたしっちの家!?」 「そうだよ!秋花。500万でかったんだ!」 「な!ごひゃくまん!?どこにそんな金が!」 「ほらパパこの間宝くじで500万あたったでしょ!そのお金で」 「ま・マジで!」 (ま・いっか!そうだ!森に探検しにいこっと!) 「ママ・パパ!あたし、森に探検に行ってくる!」 「迷わないでヨ〜!」 「なわけないでしょ〜」 秋花は、たぬきの形をした置物を見つけた。手のひらサイズの可愛い置物だ。 「わぁ!可愛い〜」 秋花が触った途端置物がまゆばい光を放った! 「な!何これ〜!」 秋花はその場で倒れてしまった。気付くと・・・ 「ここどこ?しかもこのカッコは何?」 気付くと秋花はお姫様のような衣を身にまとっていたのだ。 「秋花様〜!!」 「えっ!」 「捜しましたぞ!秋花様!もうすぐ縁談が始まりますぞ!」 「はぁ!?何?あんた誰?あたしは秋花様じゃなくて露崎秋花。姫様じゃないわ」 「あっはっはっ!なにを言ってるんですか?秋花姫様。 そんなことしても縁談は中止されませんよ?あなたは、 中央時国の王女、琴大和秋花王女なのです。おわかりましたか?」 そう!秋花は、置物を触った途端タイムスリップしてしまったのだ。 「ホラ姫様!ヤハク様ですよ。あなた様のいいなづけの流川王国 の王子、神嬢ヤハクさまですよ。」 「秋花王女、ヤハクでございます。あなたと結婚する日が来るなど思っても見ませんでした。幸せになりましょう。」 「じゃあ2人きりでどうぞ。じいは退散致します。」 「ちょっと!じい!」 「やっと2人きりになれましたね。秋花。もっとこっちにこい」 ヤハクは、秋花の体を自分の体に近づけた。 「キミは、僕と結婚したかったのだな。さぁ!私と口付けなさい。」 「や!やめて!!」 「何言ってるのだ。さあ!僕に抱きつき口付けをし一夜をすごそう。」 ヤハクは催眠術が使えたのだ。秋花はわれを忘れてヤハクに抱きついた。それどころか・・ 「ああ!ヤハク!あなたを誰よりも愛してるわ。」と愛を語り出したのだ。 「あっはっは!これで秋花は私のものだ!」 「そうはいかない!」 黒の衣をまとった男が現れた。 「コハク!なぜお前がここに!?」 「兄上,あなたの考えてる事はおみとうしです。秋花王女はもらっていきます。」 そう言い残すとコハクは、秋花を連れて天窓から逃げていった。 「もう大丈夫です。露崎秋花さん!」 「なんであたしの名前を!?」 「あなた,現実世界でたぬきのおきものをさわったでしょう? あれを触ると過去に戻ってしまうのです。このままだとあなたは 現実世界での存在がなくなってしまいます。」 「え〜!どうしたら元の世界へ戻れるの?」 「それは、あなたが魔法を覚える事です。」 「な!なんの魔法?」 「それは、山桜の魔法といって王族のものしか使えない特殊な 魔法で時代を自由に行き来できるのです。それを銭婆という老婆に3週間で覚えなさい。」 「なんで3週間なの?」 「それは,後3週間であなたの現実世界の存在がなくなってしまうからです。いいか?3週間ですよ。」そこからが秋花の苦難の日々だった。3週間という短期間で秋花は山桜の魔法を覚える事が出来るのか? 「ほら!秋花!桜のチリが1ミリ足りないよ!だめじゃないか? それじゃあ後2週間で覚えられないよ。」 「はい!すみません!師匠!」 その日の夜秋花はコハクとはなした 「ねえ,コハクあなたも現実世界から来たの?」 「ああ!後1週間で僕の存在も消えてしまう。もう手遅れだしな!」 秋花は心が熱くなった。 「あたしがつれてかえってあげる!後1週間で覚えて見せるよ!」 「本当か?」 「ええ!」 「アリガトウ!秋花。キミといると心が和む。なんでだろうね。」 そして・・・・・・試験の日がやってきた 「いいかい!秋花!1度でも失敗したらもう2度とお前は 現実世界に戻れないよ!」 「いいわ!」 「じゃあ制限時間は一分!スタート」 (秋花・・・・・・) そう心にコハクは叫んでいた。コハクの為に自分の人生を投げ出してまで助けてくれる秋花が好きななっていたのだ。 「秋花〜〜〜〜〜〜〜〜!私は君の事が好きだ!もう時間だ。キミと出合えて本当に良かった」 コハクの体はすけて消えてきた。 「コハク〜〜〜!」 秋花は自分の力を振り絞り山桜の魔法を使った。 その途端2人の体は宙に浮き現実世界に戻った。 そして10年後コハクと秋花は、車に引かれ死んだ。 けど2人は,天使となってみんなを見守っています E N D |
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